令和3年度
3月議会報告
・条例案4件・予算案12件
・一般議案1件
の議案提出がありました。
議案質疑、一般質問を行いました。
一般質問
1)越前市の産業について
Q.【砂田】産業都市「越前市」ならではの、自主財源としてしっかりとした税収が確保された上で堅実な市政が展開できるというふうに思う。生活困窮者や支援を必要とされている方の支援を増やすこと、また、本市の高いレベルの福祉の維持についても、しっかりとした税収確保から生まれてくるものだと思う。ぜひとも、本市の伸び行く産業都市を支える取組を今後もしっかりとしていただきたいと思うところだが、山田市長の考えは? A.【市長】本市の産業は、幅広い産業構造になっており、製造品出荷額は県内の約3割であり、北陸で第2番目の産業都市である。とりわけ、大手企業の好調によって安定した税収があり、それが福祉、教育、健康まで様々な行政サービスを支えている。 一方で、社会経済構造のグローバル化や労働力人口の減少、3・11やリーマンショック、今回のウクライナの問題による原油高騰など、様々な経済的なショックなどが今後も起こりえる可能性がある。そうした中で、持続可能なものを作っていくためには多様性が大事であり、新しいものを生み出していくということが必要である。越前たけふ駅、新幹線の駅前のポテンシャル、これを十分に生かしながら、企業とそして人が集う、そういう場所をつくり上げて、これまで頑張ってこられた既存企業にも新しい分野を展開していただき、新しい分野の企業を誘致する、そうした全体の中でより安定した持続可能な産業基盤を作り、それを市民生活に結びつけていきたいというふうに考えている。
2)新型コロナウイルスの影響について
Q.【砂田】コロナ禍の中で、人とのコミュニケーションが取りづらいような状況になっている。各種イベントとか催し事が中止になったり、自治振興会など地域の取組も減少しているような状況である。コロナ禍の中であっても、自治体が活性化するような取組を、山田市長の新鮮で斬新な大胆な発想でお願いしたいが、新年度の越前市が元気になるような事業の紹介、新しいアイデアやイメージしている取組は? A.【市長】コロナを乗り越えた時に備え、しっかり準備をしないといけない。まず、市の職員あるいは学生さんをはじめとする、特に若い世代の市民の皆さんと一緒に、ユーチューブやメタバースなどの電子媒体を通じて、少しでも越前市の認知度を上げて、本市の活性化に向けて取り組む体制をつくるということが1つ。また、新幹線の開業に向けたイベントの準備や産業の誘致、そして地域活動など、最大限の感染対策を講じながら、本市の活性化をしっかり応援していくというふうな考え方で新年度の事業を進めていきたい。
